日銀は20日から2日間の日程で政策委員会・金融政策決定会合を開き、
追加利上げの是非を判断する。
日銀内には前回会合に続き利上げ機運が高まるが、判断材料の経済指標
は強弱入り交じる。
2月の月例経済報告も消費を中心に景気判断が据え置かれ、政府・与党
との神経戦が再燃。日銀はぎりぎりまで利上げの可能性を模索するが、
厳しい状況は変わらない。
日銀は昨年7月にゼロ金利を解除し、政策金利の上げ下げで金融調節を
行う政策に回帰した。
引き続き、「景気は緩やかに拡大中」として追加利上げの時機も探ってきた。
だが、1月下旬の前回会合では政策委員の3分の1が利上げを支持した
ものの、「さらに消費や物価を見極める」(福井俊彦総裁)として、利上
げは見送られた。
先週発表された平成18年10〜12月期国内総生産(GDP)は市場
予測を上回る改善を示した。
「前回より下地は整った」(シンクタンク)とされ、日銀内には利上げ
機運が高まっている。
しかし、利上げ判断の焦点となる消費や物価の指標は、全国消費者物価
指数が弱含むなど依然ばらつきがある。
消費が明確に改善しているかどうかの判断は、難しい。
政府・与党と日銀の間で景気認識の温度差も目立つ。政府・与党から利上
げ見送りを期待する露骨な牽制(けんせい)発言もあった前回会合と違い、
今回は利上げ反対の声は少ない。
ただ、自民党の中川昭一政調会長は「弱々しい成長が続いている」と指摘。
決定会合直前に公表日をぶつけた月例経済報告も1月と変わらぬ景気判断
が示され、利上げに慎重な政府の姿勢に変わりがないとのメッセージを浮
き彫りにした形だ。
日銀は政策委員の採決が行われる会合2日目まで指標の精査を続け、利上
げを最終判断する。
1月に続いて政策委員の票が割れる可能性は高いが、いずれにしろ日銀は
国民や政府・与党への丁寧な説明が求められる。
( 産經新聞 )
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070220-00000011-san-bus_all
いよいよ追加利上げまで秒読み段階にはいった模様ですね。
利上げ後の為替市場・株式市場がどうなるのかとても心配です。
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