為替相場を動かす要因の一つに実需筋があげられます。基本的に外国為替市場での取引は為替の変動
を狙って利益を得るだけではなく、輸出や輸入のための売買も重要な要因となっています。


なぜ、貿易と為替が関係するのかといえば、例えば自社の製品を米国に輸出した場合は、支払いは全て
ドルです。会社を運営するために資金が必要となるので最終的にドルに両替しなければなりません。


このときに大量のドルが売られ、大量の円が買われることになるわけです。そして、円高が進むことになり
ます。一方、輸入の場合は外国から製品やサービスを買い付けるわけですから支払いは現地の通貨です。


ですので、円を海外通貨に両替することになりますので、円安が進みます。企業の規模によってその額は
大きくなります。例えば一般的な中小企業とトヨタとでは比較にならないほど大きな差が生じます。


ですので、日本の場合は東京時間は実需筋の方が投機筋よりも相場に占める割合が多いので、ニューヨ
ーク時間ほど大きく動きませんが、相場の動きが読みやすい点がメリットとしてあげられます。


ネットで配信されている相場情報でも、「90円台に輸出企業のドル売りが並んでいる・・・・」といった表現で
相場の現状が解説されていたりします。このため東京時間は相場の動きを把握しやすいです。


大きく動くのは、週明けの月曜日や五十日は大きく動きます。1円幅を狙って取引することも、けっして難し
くありません。ですので、ニューヨーク時間を苦手としている人には特にお勧めできます。